糖負荷試験に関する注意事項
糖負荷試験を受けることが出来ない方について
人間ドック受診者様へ
糖負荷検査では、75gのブドウ糖液を飲み1時間後と2時間後の血糖変化を確認して、糖尿病の早期発見に有用とされています。
しかし、検査開始後に過剰な高血糖や、反応性にインスリン分泌が亢進して過剰な低血糖がみられて緊急症となる場合があることから、検査の安全を考えて、下記①②③④の方は糖負荷試験を受けることができません。⑤⑥の方もお勧めしませんので、予めご了承下さい。
※人間ドックでは空腹時血糖とHbA1cは基本項目として検査をし、糖代謝の評価は
行います。
- 今回の人間ドックで空腹時血糖やHbA1c の値が高い方
(空腹時血糖140mg/dL以上、HbA1c 7.0%以上) - 糖尿病と言われたことがある 又は 糖尿病のお薬を飲んでいる方
- 胃の切除手術をされたことがある方
-
以前、糖負荷試験で気分が悪くなったことがある方
高血糖:のどの渇き、多飲多尿、倦怠感、血圧低下、意識低下、けいれんなど
低血糖:動悸、イライラ感、脱力感、冷汗、手の震え、眠気、意識低下など - 当施設で過去に行った糖負荷試験で負荷後血糖の値が低い方(50mg/dL未満)
- 炭酸水を飲むことが出来ない方
ご不明な点がございましたらお問い合わせください。
新神戸ドック健診クリニック
TEL078-261-6736